お子さんの健やかな成長を願って参拝する七五三ですが、どのように準備をすれば良いのかを心得ておけば安心して参拝できるようになります。神社の予約は必要か、どこの神社が良いか、初穂料はいくらか、七五三の日取りの決め方について書いています。
七五三で神社へ参拝する場合、予約は必要ですか
七五三を行ってもらう神社へ予約を入れておく必要があるのかどうか悩む親御さんもいらっしゃいます。予約は、入れておくようにしましょう。なぜならば、予約なしで当日になって参拝をしようとしても、他の参拝者がいるため、とても待ち時間がかかることも珍しくないからです。もしくは、断られてしまうこともあるからです。
せっかくの晴れ姿での参拝ですので、事前に予約を入れるようにしましょう。早いところでは、9月末から受付をしているところもあります。
七五三はどこの神社がおすすめですか
いざ、七五三の予約を入れようと思って、どこの神社を選んだら良いのか悩んでしまうこともあります。お宮参りをした神社、有名な神社、お住まいのある所で親しまれている神社の3つの中から選ぶのが普通ですが、一般的に多いのはお宮参りをした神社です。
お宮参りでお世話になっているのは、それだけ思い出深い有難い神社として家族も思い入れが深いのではないでしょうか。迷った場合には、選んで間違いありません。
ただし、他に希望の有名な神社などがあれば、他を選んでも何ら問題はありません。
神社への初穂料はいくらですか
そして、当日、神社へ行く際には、神主様が祝詞をあげてくれるので、初穂料を支払うのですがその金額がいくらなら良いのかと言うのも、悩めるでしょう。神社によっては、七五三の初穂料を決めているところもあります。
しかし、決められていない場合には、5,000円から10,000円を相場と考えて気持ちに合わせて包むようにしましょう。実際に、神社からお札などを頂くのですが、金額によっては内容や大きさが異なる場合もあります。
お子さん二人を同時に七五三のお祝いをすることも珍しくありませんが、この時の初穂料も、二人分を別々にして包み、2つにしておくのが明瞭で分かりやすくなります。
七五三の日取りはどうやって決めますか
七五三の日取りですが、まずは、親御さん、祖父母など参列する方の都合を合せなければなりませんが、それが決まれば、神社へ六曜にこだわるならば良い日の候補を伺ってみましょう。
しかし、週末だけしか都合の良い日がない場合には、六曜にこだわる必要もないとされています。11月15日が本来の七五三ですが、この時期は混雑もあり得るので、1~2週前に前もって行う方も増加しています。
※六曜(ろくよう)とは、日の吉凶に関し陰陽(おんよう)道や民間信仰で、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の六種の日のこと。
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まとめ
- 七五三の参拝者は人数が多いので、事前に予約を入れておく
- 参拝する神社はお宮参りをした神社、有名な神社、地元の神社が一般的だが、どこでお参りをしても構わない
- 神社への初穂料は特に決っていなければ5,000円から10,000円が相場。子供が二人の場合は別々に包むと良い
- 七五三の日取りは参列する方の都合に合わせる。無理に六曜にこだわる必要はない
七五三は祖父母も集まるよい機会でもあります。事前の準備をしっかりしておき、当日は良き思い出となるようにしましょう。あわただしくて主役であるお子さんが疲れすぎないようにする配慮もお忘れなく。