女性の靴は種類が多く、手入れの仕方がわからないものもありますね。社会人の必須アイテムである革靴(パンプス)の手入れ方法や保管の仕方を覚えて、お気に入りの靴を毎日気持ちよく履きましょう。
靴の手入れに必要な物
【準備するもの】
- フッ素系の防水スプレー
- 革靴用クリーム(クレンジング成分を含むクリーム)
- 馬毛ブラシ
- から拭き用の布(綿製の布、不要になった綿のTシャツなどでもよい)
靴を買ったら、まず防水スプレーをかけておきます。このひと手間で水や汚れから守り長く使用することができます。
防水スプレーは「シリコン系」と「フッ素系」がありますが、革製品やスエード、運動靴には「フッ素系」を使うのがおすすめです。「フッ素系」は繊維1本1本をコーティングして撥水するため、通気性が高く蒸れにくく、風合いを保つことができます。
「シリコン系」は全体をおおうようにコーティングして撥水するので撥水効果は抜群ですが革靴や運動靴のようなものに使うと湿気が外に出ないため蒸れの原因になります。「シリコン系」は素材に浸透しない雨靴に向いています。
靴の手入れの仕方
1日履いた靴はブラッシングで汚れを落とし、翌日は休ませます。2日続けて履かないことが靴を長持ちさせるポイントです。1ヶ月に1~2度はクレンジングと栄養補給をします。
【靴の手入れの仕方】
- 馬毛のブラシで汚れを落とします。エナメルの部分は水拭きします。
- 靴用クリームを小豆大の分量を靴の数箇所につけます。容器の先端にあるスポンジで円を描くようになじませます。
- 綿の布でから拭きをした後に防水スプレーをかけます。このときエナメルの部分にはかからないようにします。
※靴クリームは目立たない部分に試してから全体に使用します。
※クレンジング成分が含まれていないクリームを使う場合はクレンジング剤で汚れを落としてからクリームを塗ります。
靴の保管方法
カビや型崩れ、変色などのトラブルの多くは保管中に起こります。靴の寿命を延ばし来シーズンも気持ちよく履くためにもきちんと保管したいものです。ポイントを押さえて長期保存にも耐えられるようにします。
【靴の保管方法】
- 湿気予防に紙を詰めておきます。ただし、新聞紙を使う場合は、新聞紙を丸めたあとに白い紙に包んでから使います。新聞紙は湿気を吸うとインクが染み出てしまうためです。一番よいのは木製シューキーパーです。シワを防ぎ、湿気や汗を吸収してくれます。
- 除湿剤を入れて、不繊布(ふしょくふ)で包むか通気のよい箱に収めます。
- 水回りから遠く、カビの心配のない乾燥している場所で保管します。玄関は湿気が多いのでグローゼットなどで保管するのがおすすめです
日頃から一日履いた靴は、シューキーパーを使用する習慣をつけます。
型崩れや除湿、消臭予防をし、長期に渡り気持ちよく履き続けることができます。
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まとめ
- 靴の手入れに必要な物は、フッ素系の防水スプレー、革靴用クリーム、馬毛ブラシ、から拭き用の布
- 一日履いた靴は翌日休ませるのが長持ちのポイント
- 保管する際には除湿剤を入れて、不繊布で包むか通気のよい箱に収める。水回りなどの湿気の多い場所に保管しない。
オシャレは足元からと言います。毎日履く靴だからこそ丁寧に手入れをし長く履き続けたいものです。靴は消耗品だからと諦めることなく、大切にしたいですね。