爪が割れやすい、つやがないなど、爪が弱くなってしまってネイルが楽しめなくなっていることがありませんか。爪の状態からわかる病気や爪に元気を取り戻す方法について書いています。
爪が割れやすくなる原因
爪が弱くなり、ネイルができなくなっていませんか。
爪は外的な刺激に弱く、食器用の洗剤であったり、除光液に問題があったりします。あるいは、肌や髪と同様に女性ホルモンのバランスがくずれたり、更年期が近づくと爪にも変化が起きやすくなります。
カルシウムやたんぱく質、コラーゲンなどの生育を助ける女性ホルモンの分泌が低下すると、髪や肌、爪が弱くなってきます。
爪の変化は病気のサインでもあり、貧血、甲状腺の病気、腎臓や心臓、肝臓の病気、膠原病などの可能性もあります。他にも身体に違和感を感じたら自己判断せずに病院を受診しましょう。
また、爪自体が病気という場合もあります。代表的なのか「爪白癬(つめはくせん)」です。これは水虫の一種で爪の表面が白く濁った状態になりポロポロとはがれてきます。放っておくと爪が変形して治らないこともあり、他の人に感染する病気なので早めに皮膚科に行って治療しましょう。
爪に必要な栄養素
爪を見ると健康状態がわかるのは、爪の色が血液の状態を反映しているためです。爪は皮膚の角質層が変化したもので、ケラチンというたんぱく質でできています。偏った食生活が原因で爪が弱くなってきていることがあります。
このようなときは、良質のたんぱく質やカルシウムを積極的に摂取しましょう。爪の成長に必要な栄養素はビタミンB2、乾燥を防ぐのはビタミンAです。亜鉛も不足すると爪がもろくなるのでバランスよい食事を心がけます。
食材でおすすめなのは、シラス、いわし、あゆ、カツオ、アジ、さんま、マグロなどの魚類です。豆腐や納豆などの大豆食品にもたんぱく質が豊富に含まれています。
また、スギナ(つくし)という野草茶にはシリカというミネラル成分が含まれています。皮膚や骨、髪の毛、爪を強くする働きがあるので、お茶として飲んでみるのもいいでしょう。
爪マッサージのやり方
爪をマッサージすることでツヤを保つことができます。お風呂上りにオイルやクリームで爪に栄養補給をしながら手入れをします。女性は爪に触れることでストレス解消になるので、ぜひ試していただきたいです。
【爪マッサージの仕方】
- 爪の両サイドを親指と人指し指ではさんでもむ。
- 爪の表面を親指で押さえ、指の裏に人指し指で挟んでもむ。
- 最後に指を根元から指先に向かってグッと引っ張る。
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まとめ
- 爪は外的要因で割れやすくなる。栄養素が欠けても割れやすくなりやすい。また、病気が原因であることもある。
- 偏った食生活が原因で爪が弱くなってきていることがある。バランスのよい食事を心がける。
- 爪をマッサージすることで爪のツヤを保つことができる。
爪が割れるのには外的な要因も含めて、栄養素の不足も考えられます。爪は健康のバロメーターでもあり、爪を見れば健康状態がわかります。肌に比べると手入れがおろそかになりがちな爪ですが、割れるようになってから修復するのは大変です。日頃から気をつけるようにしましょう。