夏場、職場の上司や得意先に送るお中元を用意する季節が近付きつつあります。いつ送るのか、何がいいのか、お礼状についてご紹介させて頂きます。
お中元はいつ送る?
以前は地域によって日にちが違いましたが、現在はほとんどの地域で7月初旬から中頃までには送るようになりました。
この時期を過ぎると「暑中お見舞い」や、「残暑見舞い」の扱いになります。万一、送りそびれたときに覚えておくといいです。最近では6月からお中元ギフトを送りはじめる人も多いそうなので、忘れそうなら早めに送るのも良いでしょう。
お中元は何がいい?
親戚や親しい間柄でしたら、その人の好みにもよります。ただし企業や得意先などは好みが難しいので一般的な物であれば支障はないかと思われます。
どのようなものであれば全ての人に支障がないか、調べて見ました。ビールやインスタントコーヒーや紅茶など、もらっても悪い気にはなりません。
企業に送るのであれば一塊の物ではなく、職員全員で分けられるようにティーパック形式な物が喜ばれます。ビールのメーカーは好みにもよりますが、自分が美味しいと思うか、また評判の良い物を送るのがベストです。家庭に送る場合は夏場ならそうめんやジュースが喜ばれます。
そうめんを送る人は多いかもしれませんが、賞味期限が長いので困る人はまずいないでしょう。ジュースは子供さんがいるご家庭だと、間違いなく喜んでもらえますよ。
反対に困る物は商品券です。商品券は一見無難な贈り物に思えますが、お金に換算することができるので、企業の方だと受け取ってもらえない可能性があります。
また、生物などは夏場だと痛みやすいので、避けた方がいいでしょう。
お中元のお礼状
お中元をもらった際は、相手の心遣いに対して感謝の気持ちを伝えましょう。お中元が届いたらすぐにお礼状を出すのがマナーです。出来るだけ早い方が相手側にも、無事にお中元が届いたと安心させる事が出来ます。
最近では電話のみで御礼を伝える事が多いようですが、出来るだけ電話+お礼状を出す方が相手にも喜ばれますよ。企業相手には御礼状のみで済ませるのが良いでしょう。電話は必要ないと思われます。
親しい間柄や親族には出来るだけ手書きでお礼状を書き、反対企業には数が多いのでパソコンで印刷する方が手間がかかりません。ただし住所などは手書きで書いた方が、温かさが伝わるので手書きで用意しましょう。
まとめ
- お中元は7月初旬から中頃までには送っておいた方がよい。
- 企業やお得意先に送るなら、ビールやインスタントコーヒーや紅茶が無難。
- お中元を頂いたら、お礼状を直ぐに出す。または、直ぐに電話でお礼を言う。
忙しいと忘れてしまいそうなお中元ですが、早めに贈っておくことで「うっかり」を防げます。送り先をリストにしておけば毎年の手間が省けます。贈った商品も控えておくことで商品選定の時間を短縮できます。