水槽の濁りを取る方法!付着する白いカスの正体とは?

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水槽の水の透明度が落ちてきて、白っぽく濁ってしまうことがありますよね。アクアリウムをやる以上、アクアリウムショップのようなピカピカで透明な水の水槽に憧れますよね!特に立ち上げ時などは、白濁や黄色がかった濁り、黒い濁りなどが発生することが多く、誰しもが通る道だと思います。今回は水槽の濁りについてお話します。

水槽に付着する白いカスの正体とは?

水槽の水位が上がってくると特に目立ってくるのは、白い水垢のような跡です。その正体は、水槽の水に含まれる炭酸カルシウムと塩が固着したものです。特に水槽水の硬度が硬水に近いほど、この炭酸カルシウムを多く含んでいる状態になるのでガラス面には余計付着しやすくなります。

ガラス面の白い汚れを取る方法

長い間放置したままだとかなり固く、層も厚く固着しているのでお掃除はとても大変です。炭酸カルシウムは、強酸にとけやすいのでクエン酸や食酢などを含んだキッチンペーパーを水槽のガラス面に当てておきます。固着したカルシウムの厚さにもよりますが、一概には言えませんが、数時間はその状態にしておいた方が良いでしょう。

※クエン酸や食酢を使うので、水槽リセット時にしかこの方法は使えませんのでご注意ください。

手先が器用な方でしたら、カッターの刃を使って上手く削り取る方法もあります。カッターの刃は多少曲がるのでガラス面に刃を水平に当てて削るとうまく削り取ることが出来ます。

水槽の白濁りを取るエアレーションとは?

エアレーションとは簡単に言うと、水に酸素を溶け込ませることです。人為的・意図的に酸素を溶け込ませることが出来ます。そして水に酸素が溶け込んでいることを溶存酸素量と言います。エアレーションはこの溶存酸素量を増やすことが重要な役割になります。

酸素を必要としているのは、水槽の中にいる熱帯魚だけではありません。目に見えないけれど、水をきれいにしてくれているバクテリアにも酸素は必要です。酸素不足になると、バクテリアが死滅し、水が白濁りする原因のひとつになります。

エアレーションの方法

① エアポンプによるエアレーション
エアレーションの中でも最も認知度の高いのがこの方法です。エアポンプで強制的に酸素を水槽内に送り込み、空気と水を触れ合わせることにより、溶存酸素を増加させることが出来ます。

② フィッシュレットによるエアレーション
フィッシュレットとは水槽の底に沈んだゴミ・枯れ落ちた水草や、フンなどを回収するアクアリウム用品です。フンの多い金魚や、大型魚の飼育に最適です。

③ 投げ込み式フィルターによるエアレーション
こちらも知名度が高いフィルターで、アクアリウムをやったことが無くても見たことがあるという人は多いと思います。他にも少しマニアックな、スポンジフィルターや底面フィルターによるエアレーションの方法などもあります。

水槽の白濁りを放置するとどうなる?

バクテリアの減少による白濁りの場合、水槽内は魚の食べ残しや排泄物や水草の枯れた部分などから発生した老廃物やアンモニアなどの有害物質が分解されにくい状態になっています。そのまま放置すると、分解されなかった有害物質が水槽内に蓄積されて、水質の悪化につながります。

また、流木についても注意して下さい。特に浜辺で採取した流木には、塩分が含まれていることが多く、特に淡水の水槽では水質変化などの原因を引き起こすこともあります。

そして、バクテリアの減少によって有害物質であるアンモニアが蓄積されると、水質悪化だけではなく、アンモニアは毒性が強い為、濃度が高まると魚がアンモニア中毒を起こし、死んでしまうこともあるので十分に注意して下さい。アンモニア中毒の特徴は、魚が底の方で動かなくなる・拒食になる・目がくもる・尾腐れや赤班が見られるなどの症状が挙げられます。

まとめ

アクアリウムでは、水を適切に管理することがとても大切です。魚たちのためにも、それを鑑賞する私たちのためにも、綺麗な水を維持したいですね。

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