立秋が真夏の8月なのはなぜ?

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まだ真夏の暑い日が続いている8月に、なぜ「立秋」があるのでしょうか。

立秋とは?

「夏の暑さが続く日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか?」
 
このような挨拶文が使えるのは立秋の前までになります。
 
そう言われても8月に秋を感じることは、ほとんどないと思います。花火大会の季節でもあり、お祭りや盆踊りの季節でもあるからです。
 
ですが、カレンダーでは秋になっているといわれています。今年(2017年)の立秋は8月7日です。立秋は「秋の季節を始めて感じる日」とされています。
 
ではなぜ、真夏の8月が秋なのでしょうか?

立秋が夏になる理由

立春、立夏、立秋、立冬などを定めた暦を二十四節気(にじゅうしせっき)といいます。二十四節気は中国で定められた暦、名前の通り1年を24で区切っており、他にも春分、夏至、秋分、冬至があります。お隣の国で気候は似ていますが、日本国内とは気候が僅かにズレていますね。
 
この気候のズレが真夏なのに立秋がある理由です。かつて中国の首都があった中国の内陸部は大陸性気候と呼ばれる気候です。
 
それに対して日本のほとんどの地域が温暖湿潤気候と呼ばれる海洋性気候の範囲に入ります。大陸性気候が乾燥した四季のある気候であるのに比べて、温暖湿潤気候はやや暖かく雨季にあたる梅雨と秋雨が夏を挟んでいるため8月から9月は蒸し暑い真夏の気候になります。
 
ちなみに東北地方や北海道は亜寒帯の気候になり二十四節気に近く、沖縄では亜熱帯の気候になり二十四節気からはかなりズレてしまいます。
 
最近ではゲリラ豪雨や季節外れの台風など異常気象もありなかなか季節外れなことも起こっています。

立秋にちなんだ言葉や行事

季語を大切にする日本の文化では、挨拶状などのお手紙で立秋を過ぎた暑さを残暑と伝える習慣があります。ビジネスの場面でも、取引先へのメールやお客さんへのダイレクトメールでは季語を適切に使う必要がありますよね。
 
また、立秋は梅雨とも関係があります。立秋の時期までに「梅雨明け」の宣言がされない年もあります。30代以上の方には記憶にあると思いますが、「平成の米不足」と呼ばれた不作の年も「梅雨明け」の宣言はされず冷夏となりました。
 
そして、立秋の頃には月遅れのお盆という地域があります。お盆は暦の上では7月ですが、地域によっては8月がお盆にあたります。
 
これを「月遅れのお盆」といいます。ちょうど夏の暑さを感じながら里帰りとお墓まいりが行われます。

まとめ

立春、立夏、立秋、立冬など普段何気なくテレビで聞く二十四節気は、中国で定められた暦なんですね。それで日本国内の季節とのズレがあります。
 
日本の8月は真夏なので、秋を感じるようになるには、あともう少し待たなくてはなりませんね。

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