咳エチケットしないとどうなる?感染予防のために知っておきたいこと

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自分の咳、気にしてますか?自分では気にしたことがなくても、意外と周りに気にされているものです。感染症を予防するための「咳エチケット」について書いています。

咳で広がる感染症

冬が到来し、いよいよインフルエンザの流行する時期になりました。テレビでもインフルエンザに関する情報は途絶えることなく放送されているため、多くの方に予防の知識が広まったことかと思います。
 
インフルエンザは、感染している方の咳やくしゃみにウイルスが含まれて広がる、飛沫感染と呼ばれる方法で広がります。
 
この飛沫感染で、インフルエンザが鼻や咽にくっつくと、体の中に入り込むまでには20~30分もかからないことが知られています。
 
つまり、目の前で咳をしている方がインフルエンザに感染していたとしたら、帰宅してからのうがいでは間に合わないということになります。

  • マスクをしない咳は人に迷惑をかける

インフルエンザは咳やくしゃみで広がること、そして小さな子どもや高齢者の方では命に関わることも起こります。現在では多くの方に、インフルエンザの恐さが知られるようになりました。
 
日本ではまだまだ「風邪を引いてもひとまず出社」の風習が多くあるものです。制度や風習はすぐには変えられませんので、せめて咳やくしゃみのある方は「自分はインフルエンザではないか?」と疑うことが大切です。
 
そして悪化させず1日の仕事を終えることの他に、「人にうつさない」ことの方が大切でもあります。
 
数年前にインフルエンザにかかった子どもたちに異常行動が起こり、窓から転落して無くなる方も多くいましたね。もしかしたら、私たちの咳1つが原因だったかもしれません。
 
そこで、「人にうつさない」ために咳エチケットというものがあることをお伝えしますね。

咳エチケットをご存知ですか?

インフルエンザの感染拡大予防のため、咳エチケットというものがあります。単なる習慣ではなく、厚生労働省のホームページでも勧められている感染予防です。

  • 咳をしている人はマスクを着ける

まず大切なことは、咳がでたらマスクを着けることです。インフルエンザのウイルスは、咳やくしゃみで飛び散る水滴にくっついて広がります。
 
市販の多くのマスクでは、咳やくしゃみで飛び散る唾液や鼻水などの水滴を通さない作りになっていて、とても有効です。
 
冬になると咳やくしゃみをするお子さんを連れて、マスクを着けた親御さんを見かけます。親御さん自身のマスクは感染しないために有効ですが、お子さんにも「人にうつさない」ためにマスクをつけるようにするといいですね。

  • 咳とくしゃみは顔を下げて他の人から離れる

外出先でマスクを持っていない場合に咳が出る、風邪のひき始めではよくあることですよね。もし、マスクが手元にない場合、顔を下げて他の人から1メートル以上離れることが勧められています。

  • 鼻をかんだティッシュは蓋つきゴミ箱に

最後に鼻水をかんだり、痰を出したティッシュを捨てるときの注意点です。
 
ティッシュが濡れているときにはインフルエンザウイルスはついたままですが、ティッシュが乾いてしまうと周囲に広がることがあります。そのため、ティッシュは蓋つきのゴミ箱に捨てることが勧められています。
 
もし、蓋つきのゴミ箱が職場にない場合、買い物でもらったビニール袋などに入れてしばって捨てるようにしましょう。

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インフルエンザはなぜ毎年冬に流行するの?どうやって感染するの?

まとめ

インフルエンザ予防の咳エチケットのお話はいかがでしたか?大人では仕事に影響するインフルエンザ、小さなお子さんでは命にも関わる恐ろしい感染症です。
 
咳がでたらマスクを着けること、マスクが手元にない場合は顔を下げて他の人から離れること、鼻をかんだティッシュは蓋つきのゴミ箱やビニール袋に入れて密閉することが大切です。
 
ほんのすこしの予防法だけで、インフルエンザの拡大を防ぐことにつながります。

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