蚊取り線香の灰を再利用できるって本当?

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蚊取り線香と言えば、蚊がいなくなるのでかなり便利なだけではなく、夏の風物詩としても置いておくだけで風情がありますよね。蚊取り線香を使うと必ず出るのが「灰」です。一見ただのゴミですが、実はこの灰を再利用する方法があるのです。今回は蚊取り線香の灰の再利用方法についてお話します。

蚊取り線香の灰に防虫効果はあるのか?

蚊取り線香の煙には防虫効果があると思いますが、灰にも同じように防虫効果があるのか、気になりますよね。もし防虫効果があるのならば、捨てないで虫の駆除に役立てたいですよね。そんな期待がありますが、答えは…蚊取り線香の灰には防虫効果は無いようです。

蚊取り線香は、火の熱で除虫菊の殺虫成分を蒸発させて、蚊などの害虫を殺しています。したがって、残った灰の中にはなんの成分も残っていません。

蚊取り線香の灰は肥料になるのか?

球根を育てる時などに、土に肥料を撒くことがあると思いますが、その肥料は、カリウムやマグネシウムで出来ています。その両方が豊富に含まれている園芸用品といったら「草木灰」です。草木灰とは読んで字のごとく、草や木を燃やして出来る灰のことです。ただ、都内の住宅やマンションなどでは、草木を燃やすことは容易にできませんよね。

そこで、蚊取り線香は除虫菊という草で出来ているので、それが燃やされて出来る灰、つまり、蚊取り線香の灰は肥料の代わりになるのでしょうか?答えは…確実とはいえませんが、期待は出来る!といったところです。

蚊取り線香の灰はほぼアルカリ性で、肥料を土に撒くのと同じように酸性の土壌を中和する効果が期待できます。しかし、実際に肥料として効果があったという事例は少なく、やはり、蚊取り線香の灰よりかは、園芸用に販売されている肥料の方がおすすめできます。

蚊取り線香の灰で金属を磨くと?

蚊取り線香の灰は実はお掃除に使えます。柔らかい布に、水と一緒に少し灰をつけて、金属部分を磨いてみて下さい。まるで新品のようなピカピカ感を取り戻すことが出来ます。

アイロンやドアノブやシンクなどは、知らないうちに汚れがたまっていたり、汚れがたまりやすかったりする部分です。蚊取り線香の灰はそうした部分を簡単に綺麗にしてくれるのです。お手入れが難しい金属のサビまで簡単に落としてくれます。専用のお掃除用品を買わなくても良いのです!そして、家の中だけではなく、自転車や三輪車やガーデニング用品のサビ取りにも使うことが出来ます。

どうして蚊取り線香の灰がこのように効果的なのかというと、蚊取り線香の灰は非常に細かい粒子で構成されているからです。研磨剤の代わりとしての働きがあるので、簡単に汚れを落としてくれます。

しかし、使う上での注意点もあります。それは、ゴシゴシ擦り過ぎないようにしてください。金属を傷つけてしまうことになります。優しく磨けば十分に汚れが落ちますので安心してください。

また、メッキや何らかのコーティングがされている金属の場合、それをはがしてしまう可能性もありますので、目立たないところで試してから、掃除を始めるのが良いでしょう。何気なくゴミにしてしまう蚊取り線香の灰ですが、実は身の回りをピカピカにするのに大活躍するのです!是非、捨てずに集めてみて下さい。

まとめ

蚊取り線香の灰の再利用方法は諸説ありますが、一番有効なのはお掃除に使うことですね。「灰」と聞くと、汚れそうなイメージですが、逆にピカピカになるっていうのは驚きですよね!夏には蚊取り線香に大活躍してもらって、その灰を集めておいて、冬に大掃除に使う!なんて流れも良いかもしれませんね♪

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