ハオルチア(ハルオシア)は原産地が南アフリカで多肉植物の中でも個性的なインテリアプランツとして人気があります。
ハオルチアの育て方や植え替えについてご紹介していきます。
ハオルチアの育て方
ハオルチアは直射日光や雨と霜に弱いので、明るい室内で育てます。適温は15度から35度です。
暖かい季節であれば外でも大丈夫ですが、霜に当たると枯れてしまうので寒い季節になる前に室内に入れてあげましょう。冬でも窓際は気温が低いので置かないようにします。
水は10日に一回くらいで充分です。くれぐれもあげすぎないようにします。少しでも土が湿っているようであれば、水はあげないようにしてくだい。また、真夏と真冬は休眠するので水はあげないようにします。
万一、腐ってきているのを見つけたら腐敗している部分を切り落としておきます。そのままにしておくと全部腐ってしまうので注意してください。
ハオルチアの植え替え方法
ハオルチアの植え替え時期は春(3月から5月)か秋(9月から10月)が適しています。2~3年に一回くらいがちょうどいいです。土は他の植物が使っていたものではなく、必ず新しいもので水はけの良いものを使います。
市販の土を使う場合は多肉植物用の培養土を使うと便利です。ご自分で混ぜる場合は、鹿沼土(小粒)、赤玉土(小粒)、ピートモス、川砂、くん炭を同量ずつ混ぜます。
鉢から抜いて腐っている部分があれば切り落とし、根元が少し埋まるくらいに植えます。深く植え込みすぎると根腐れの原因になるので、あまり深く植えないようにします。植え替えが終わったら少しだけ水をあげます。
株を増やす方法は簡単で、根元に生えている小さい芽を取って土にさせばOKです。
ハオルチアの花
ハルオチアは株の中から細長い茎が伸びて先端に白やピンクの花をつけます。花は地味ですが咲くと嬉しくなりますね。やっとここまで育ったのかと我が子のように感じます。時期は種類や育てる環境にもよりますが主に春から初夏にかけてです。
授粉させて種を採取し、種をまいて育てることもできます。いくつか育てて慣れてきたら試してみてください。
まとめ
・ハオルチアは直射日光と寒さに弱いので室内での栽培が適しています。
真夏を真冬は休眠するので水をあげないようにします。
・植え替えは2~3年に一回、春か秋が適しています。
土は古いものでなく、新しく水はけのよいものにします。
・春から初夏にかけて細長く伸びた茎から花が咲きます。授粉すれば種も採れます。
ハオルチアが部屋にあると雰囲気がやわらぎますね。ちょっと殺風景な部屋だなと感じたら、ひとつ育ててみてください。あたなの心も和みます。