海藻の栄養素と効果

海藻には健康に欠かせない栄養素が含まれています。海藻を食べることで、どんな健康効果が得られるのでしょうか。また、過剰摂取の注意について書いています。

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海藻の種類と栄養素

ひと言で海藻と言っても、実はいくつかの種類に分かれています。私たちが購入して食べることのできる海藻は、色によって大まかに3種類に分けられます。

  • 褐藻(かっそう):ワカメ、コンブ、ヒジキなど黒い色の海藻です。
  • 紅藻(こうそう):寒天の材料にもなるテングサなど赤い部分を含む海藻です。
  • 緑藻(りょくそう): 緑藻はノリや海ブドウなど緑色をした海藻です。

海藻には健康に食物繊維が豊富なことが知られていますが、他にもミネラルやたんぱく質など、生きていくために必要な成分が多く含まれています。

海藻に含まれる食物繊維は水溶性食物繊維と呼ばれる水に溶ける食物繊維になります。テングサを原料にした寒天が知られていますね。他にもコンブに含まれるネバネバも水溶性食物繊維です。

さらに、カルシウムやカリウム、鉄やマグネシウムなど体に必要な金属類も多く含まれています。そして意外にも思われますが、コンブなど大きな海藻にはたんぱく質も含まれています。

健康に気をつけたい方には海藻が効果的

これらの栄養成分を多く含んだ海藻、実は食べる習慣が昔からあるのは私たちの日本だけだそうです。海外では肥料や飼料用に収穫はされますが、日本食が広まるまでは料理の方法が見つからなかったのでしょう。

次の3つに当てはまる健康に気をつけたい方、体質を整えたい方には海藻料理がおすすめです。

  • 便秘がちの方
  • 生理前後で体調が安定しない方
  • 血圧が高い方

便秘がちの方の中でも、便が硬くコロコロとしてなかなか出てこない方には海藻に含まれる食物繊維が効果的です。水溶性食物繊維は便に水分を取り込ませて柔らかくする効果があるからです。

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女性の生理前後は体調が安定しにくく辛い方も多いですね。その悩みには、カルシウムと鉄が良いと言われています。カルシウムは骨を強くするだけではなく、自律神経を整えストレスを軽減する効果もあるとされています。

そして鉄は生理中に不足しがちな成分です。血圧が高い方におすすめの理由はカリウムが含まれているからになります。カリウムは血圧を上げる塩分のナトリウムを体の外に押し出し、血圧を安定させる効果があります。

海藻料理でひと工夫

健康に効果的な海藻ですが、料理となると手間になってしまいますね。ですが、難しく考えずに今までの料理に加えるだけなら、気軽に食べられます。

例えばイタリアンドレッシングなど酸味のあるサラダにはワカメが合います。ポトフなどのスープにコンブが入っていても味に変化はないですよ。

私が最もおすすめするのは、スープに寒天を入れてしまうことです。寒天はスープを飲む温度では固まらずに、わずかなとろみがついついる程度です。

保存の時には冷えて固まり、お弁当に持っていくこともできます。意外な料理に使える海藻を食べて、お通じや生理中の悩みが解決できます。

閉経前の女性はヨウ素の過剰摂取に注意

海藻に含まれるヨウ素は健康維持に必要なミネラルです。しかし、取りすぎると甲状腺がんになるリスクが上がることがわかっています。ただ、閉経前の女性ではリスクは増えないことから、女性ホルモンが関係していると考えられています。

特に閉経後の女性が毎日食べると、週に2日以下しか食べない人に比べて2倍以上になるという研究結果が出ています。

ヨウ素の一日推奨摂取量は成人で130μg、上限摂取量は3000μg。乾燥わかめには10gで190μgのヨウ素が含まれるそうです。身体に良いとは言え、摂り過ぎには注意が必要です。

まとめ

海藻は大きく分けると褐藻、紅藻、緑藻の3種類になります。食物繊維やミネラル、たんぱく質が豊富な健康食品です。便秘がちの方や生理前後で体調が安定しない方、血圧が高い方に取り入れて頂きたい食品です。

難しく考えずに日頃の食事に加えるだけで、簡単に食べることができます。ただし、過剰摂取には注意しましょう。

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