札幌市東区にある「モエレ沼公園花火大会」の情報です。会場へのアクセスや持っていると便利な持ち物について書いています。
モエレ沼公園
モエレ沼公園は札幌市東区にある、都会から少し離れた札幌市民の憩いの場です。実はモエレ沼公園は環境問題と芸術にゆかりのある公園でもあります。
元々はゴミの埋め立て場だった場所を整備し、川に囲まれて山も森もある自然豊かな公園を作りました。その公園作りに協力した芸術家がイサムノグチさんです。
公園の中にはイサムノグチさんの設計したオブジェやガラスのピラミッドがあり、ガラスのピラミッドは内部に飲食スペースもあるモエレ沼公園のシンボルでもあります。
公園内は広く、5月からはレンタサイクルを借りて移動することができます。レンタサイクルを借りて、サイクリングを楽しみ、公園内で購入した軽食や移動販売車で買った昼食を自然の中で食べるとハイキング気分が味わえますよ。
秋の一大イベントモエレ沼公園花火大会
そんなモエレ沼公園には、コンサートやマラソン、サイクリングの大会が開催され札幌の短い夏を楽しませてくれます。
中でも最近話題に上がるのが、2012年に「モエレサマーフェスティバル」として始まった花火大会です。2014年から『モエレ沼芸術花火大会』と名称を変え、2018年は9月8日(土)を予定しています。
モエレ沼公園の敷地内で行われているチケット制の有料の花火大会で一般席は7000円から販売されており、駐車スペースの料金や送迎バスと組み合わせたプランもあります。
子どもの料金が500円からと手頃な価格ですので、家族連れにはお勧めですよ。残念ながら周囲の駐車スペースも規制がかかるため、近くまで行ってタダ見をするのは難しいでしょう。
もしどうしてもと言われる方は地域のスーパーやパチンコ店の立体駐車場をこっそり借りて、そのまま車の中から見るしかありませんが、お金を払う価値は十分にあります。
有料のため、花火大会の質は高く音楽とコラボした花火は名前の通り芸術です。入場口は混雑しますが、会場は混雑とは無縁です。
広い芝生の上に足を伸ばしながら見れる花火大会はなかなかないのではないでしょうか。花火との距離も近く、見上げるような形で間近に打ち上げられる花火は迫力満点です。
会場へのアクセス
モエレ沼公園はアクセスがいいとは言えません。交通機関を使う場合には、札幌駅か大通駅から地下鉄東豊線に乗り環状通東駅からバスに乗り継ぐ必要があります。
札幌市の交通機関は本州から訪れる方には本数も時間も充実しているとは言えません。さらに花火大会当日は交通機関は非常に混雑しやすく、レンタカーや送迎バスの利用がゆっくりできてお勧めです。
【送迎バス】
- 市内・市外から発着しているリムジンバス
- シャトルバス
・JR学園都市線 /あいの里教育大駅
・地下鉄東豊線 / 栄町駅
・地下鉄南北線 / 麻生駅
あると便利な持ち物
- 夜は冷え込むので防寒のための上着などを持っていかれた方がいいです。また、ゲートから観覧ゾーンまで15分ほど歩くので歩きやすい靴で行くようにしましょう。
- 途中から、雨が降る可能性もあります。花火打ち上げ中に傘をさすと他の方の迷惑になるのでレインコートを持っていくといいです。
- 場所によって足元が暗いので懐中電灯があると便利です。
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まとめ
歴史は浅いですが、国内トップレベルの芸術的な花火大会となった「モエレ沼公園花火大会」。準備から運営までボランティアがメインで活動している手作りのお祭りです。ご家族やご友人、カップルでお楽しみください。