ヨーロッパの中でも中世の街並みが色濃く残る国チェコ。古い建物が多く残り、街を歩くだけでも異国の気分を味わえる場所です。今回はチェコのプラハ周辺のおすすめ観光スポットを紹介します。
プラハ城(聖ヴィート大聖堂)
チェコの首都プラハにある象徴的な存在で、プラハの定番の観光スポットでもあります。チェコで最も大きいこの大聖堂は、丘の上に建てられているためプラハの街のどこからでも見ることができます。内部は非常に広く、聖堂内のステンドグラスの窓は緻密で、明るい昼まではカラフルな色を発して芸術的です。
見どころは城内だけでなく、丘の上から眺めるプラハの街もまた絶景です。中世の建物が多く残るプラハでは屋根が朱色で統一されており、また高いビルなどの建物もないため遠くまで街並みを見渡すことができます。晴れの日には空の青と屋根の赤のコントラストがとても綺麗です。
さらに夜になるとライトアップされ、プラハの街から見るととても幻想的な風景が浮かびます。夜景ではブルタバ川と、そこに掛かるカレル橋、その後ろにプラハ城が見える景色がとても有名です。
ストラホフ修道院
こちらもプラハにある通称「世界一美しい図書館」と呼ばれている定番の観光スポットです。12世紀ごろに建てられた建物の中に膨大な量の古書を所蔵する2つの部屋があります。
この2つの部屋が世界一美しいと言われる図書館です。宗教画や彫刻などが部屋全体に施されており、一見すると図書館とは思えない美しさです。
本棚の高さは天井まで届き、すき間なく貴重な本が並べられてあります。一般観光客は部屋には立ち入り禁止ですが、外から見るだけでも目を奪われる光景があります。
セドレツ納骨堂
チェコのクトナーホラというプラハから電車で1時間弱の街にある、とても奇妙な教会です。ここは教会と納骨堂が一体となった建物で、その昔に建物の設計者が埋葬してある人の骨を使って教会を飾ったのです。教会の装飾に使われている人骨の量はなんと約2万人分!教会を入るとすぐに骸骨に囲まれる恐ろしい教会です。
骨が積み上げられていたり、天井からぶら下がっていたり、シャンデリアの装飾になっていたりと、なかなか常人では思いつかないような方法で教会内部全てを飾り立てています。恐ろしくも綺麗な、世にも奇妙な教会に一度訪れてみてはどうでしょうか。
まとめ
- プラハの定番の観光スポット「プラハ城(聖ヴィート大聖堂)」
- 世界一美しい図書館「ストラホフ修道院」
- 世にも奇妙な教会「セドレツ納骨堂」
以上、チェコの観光スポットを3つ紹介しました。どこも首都プラハから近い場所にあるので、訪れた際に行ってみてはいかがでしょうか。