乳児のころは、どんなおもちゃが好きなのかわからず、子育て支援センターに子供を連れて行ってみました。しかし、幼児期になってからは次々をおもちゃを欲しがるようになったので、親子で一緒におもちゃを手作りするようにしたら意外なことに大喜びでした。
子育て支援センターに子供を連れていってみました
娘がまだ乳児の頃、人からもらったおもちゃ以外に、娘が何のおもちゃが好きかよくわからず、あまりおもちゃを買い与えることはしませんでした。
そんな中、市の子育て支援センター・子育てサロンに出かけたところ、たくさんのおもちゃにふれることができました。
電池式で音が出るおもちゃは、音が鳴らないようにしてありましたが、娘は喜んでいろいろ触っていました。
意外なことに、お人形や積み木などではなく、細かい仕掛けがあるおもちゃが好きなようでした。ここに来たお蔭で娘の好みを発見できて良かったです。
子育てサロンは、おもちゃだけでなく、育児相談やみんなで遊ぶイベントもありました。歩くと30分程の距離で通うのが大変でしたが、親子で楽しく過ごすことができて良かったです。
子供と一緒におもちゃを手作り
幼児期になってからは、娘のお誕生日やクリスマスの時におもちゃをプレゼントしていましたが、もっと欲しい!と言いだしました。
そこで始めたのが手作りおもちゃです。
きっかけは、よそのお家で見かけた子ども用のピアノのおもちゃでした。ボタンを押すと光って、何曲かメロディが流れる仕組みです。
ふと近くにあった段ボールを手に取りましたが、その時テレビに映っていたバイオリン型に、段ボールを切ってみることを思いつきました。
バイオリンというよりは、ひょうたんのような形になってしまいましたが、子どもは意外に大喜び!
折り紙で肩ひもを作って追加したら、ギターのようになってしまいましたが、肩にかけて家の中を歩き回っていました。
正確な機能のおもちゃを作れるに越したことはありませんが、なんちゃって手作りおもちゃでも楽しんでいました。
娘は本当は、光や音の出るおもちゃが欲しかったのだと思います。しかし、作っていくうちに、親子で段ボール工作に夢中になっていることに気付きました。
紐で弦の代わりを作ったり、もう一枚段ボールを追加して厚みをつけたり、どんどん改良を重ね、その後も時々手作りして遊びました。
今では、お菓子のパッケージなど手作りに役立ちそうなものはストックしておき、できるものは手作りするようになりました。
最近親子で楽しんでいるのが、お人形遊びの家具です。ちょうど良い小箱に、柄が入った折り紙を糊付けしてベッドを作ったり、使わなくなったランチョンマットを小さく切ってお布団にしたり。
マットが切りっぱなしでも、子どもは気にしておらず、お友だちが来た時も早速遊んでいました。一緒に手作りが楽しめるうちは、あれこれ工夫してみたいです。
まとめ
何でも買い与えるだけでなく、一緒におもちゃを作ることで親子でふれあう時間も増え、想像力も養うことができます。子供は大人が考えている以上に発想力が豊かなので、大人が「こうであるべき」形を教えたりせずに自由に作らせてあげることが大切です。
自分で作ったおもちゃは、どんな高額なおもちゃよりも価値が高く、ときに遊びながら壊れてしまったり、また改良してみたりしながら自ら考えて遊ぶことで、大人が買い与えた既製品よりははるかに夢があります。
日頃から素材として使えそうなものは専用の箱に入れてストックしておき、子供がいつでも取り出して作品を作れるようにしてあげると不要なおもちゃを買わずに済むかもしれませんね。