毎日デスクワークを頑張っているの女性は、無理をして長時間PC作業をしていると、自律神経失調症になってしまう危険性があります。私の経験を交えて自律神経失調症についてお話させて頂きます。
放って置くと怖い「自律神経失調症」
少し前までやる気に満ち溢れてバリバリ仕事をしていたのに、最近なんだか調子が良くない…。でも、仕事を休んで病院に行くまでもないかなぁ、と放って置かないで下さい!
頭痛・目の疲れ・肩、首のコリ・月経前症候群(PMS)・不安感・気候の変化に弱いなどの症状がいつもより重くなってきた…。という方、そのまま放って置くとある日突然動けなくなり、休職または退職せざるを得ない状態になってしまうかもしれません。
気になったら早めに医師に相談しましょう。
とはいっても、どこの病院に行けば良いの?とわからない事だらけですよね。
「自律神経失調症」は何科にかかればいい?
自律神経失調症が疑われるときは「心療内科」を受診しましょう。
私は自律神経失調症と診断されるまでにいろいろな症状があり、まずは内科、頭痛がしたら頭痛外来、目の異常があったら眼科、PMSが酷くなったら婦人科に行ったのですが、全て「異常なし」と診断され、最終的に身体が動かなくなったところで心療内科を受診しました。
そこでやっと「自律神経失調症」と診断され数ヶ月休職しました。今も改善に向け、試行錯誤の日々を送っています。
という事で、一度心療内科を受診する事をオススメします。ただ、心療内科は予約が一杯なことが多く、初診の方は1、2ヶ月先になってしまう事も多いので、早めに予約しておくと良いでしょう。
女性に多い「自律神経失調症」
最近、自律神経失調症は20~30代の女性がなってしまう事が多いようです。特徴としては、以下のような状態の人がなりやすいと言われています。
- 普段から長時間PC作業をしている
- 猫背気味
- 痩せ型
- 首が細い
- ストレートネック
- 運動不足
- 人の目を気にするタイプ
- 責任感のあるタイプ
- 凝り性でずっと集中していても苦にならないタイプ
- 繊細で神経質なタイプ
特に、自律神経の不調は首や肩甲骨(けんこうこつ)周りのコリからくる事が多いのです。女性の場合、筋肉量が男性よりも少なく、頭を支える筋肉が固くなってしまい、首に通っている神経に影響を与えてしまうからだそうです。
「自律神経失調症」症状を改善するストレッチ
では、症状を改善するにはどうすれば良いのかというと、1番手軽なものがストレッチです。気が向いた時にこまめに行って下さい。
- 首のコリを和らげるストレッチ
まず、顔を正面に向け、姿勢を良くします。片方の手を頭の反対側に置き、耳を肩に付けつける様に頭を倒します。これを左右で20秒キープします。
次に、顔を横に向け、片方の手を頭の反対側に置き、耳を肩甲骨につける様に頭を倒します。これを左右で20秒ずつキープします。
- 肩甲骨(けんこうこつ)周りのコリを和らげるストレッチ
まず、フェイスタオルを用意します。次にタオルを肩幅より少し広い位置で持ち、肘を伸ばして上に上げます。そして、肘を曲げます。タオルが頭の後ろ側に来る様に、曲げて下さい。これを15回ほど行います。
ストレッチ以外にも改善方法はたくさんあります。しっかり休んだ方が良い時もあれば、運動をして筋肉を付けた方が良い時もあります。
病院に掛かっている場合は薬を頼っても良いです。漢方を処方してくれる所もあるので、相談してみるのが良いでしょう。症状や体質によっても様々なので、自分に合う改善方法を見つけてみて下さい。
まとめ
長時間に及ぶデスクワークが自律神経のバランスを崩す原因になることもあります。そうはいっても簡単には休めませんよね。そんな時はストレッチをして筋肉のコリをほくしましょう。
自分の身体は自分しかわかりません。疲れていると感じたら適度に休む方が、その後の仕事の効率が良くなります。
無理をしがちな人ほど身体のバランスを崩しやすいものです。時には思い切って十分な休みを取り、早めに身体を立て直すようにしましょう。