「口臭がするかどうか気になるけど、自分じゃよく分からないし人に指摘してもらうのも恥ずかしい…。」「口臭が気になるけど、どうやって改善すればいいのか分からない!」このような方のために口臭のチェック方法と臭ってしまう原因、口臭の改善方法をご紹介します!
口臭のチェック方法
自分で自分の口臭を知る方法についてご紹介します。簡単にできる方法なので、是非一度やってみてくださいね。
- マスクをする
風邪予防でマスクを利用する方も多いと思いますが、マスクをするだけで簡単に口臭をチェックすることができます。鼻から顎までを覆う大きさのマスクを着用して、深呼吸してから息を数回吐き出してみてください。
もし臭いがするようなら、それが自分の口臭ということになります。
- 歯と歯の間にある歯垢の臭いでチェック
歯間ブラシや糸ようじ等を用意して、歯の間の歯垢を取ってみてください。取った歯垢の臭いを嗅いでみて、かなり臭いがするようでしたら口臭がキツクなっている可能性があります。
口臭の原因
口臭というと歯磨き不足が原因というイメージが強いと思いますが、それ以外にも口臭には様々な原因が存在します。口臭の原因を種類別にご紹介しますので、自分の口臭がどの原因に当たるのか確認してみてくださいね。
- 生理的原因
唾液には強力な殺菌作用があります。口の中の細菌を退治して清潔に保つ働きがありますが、起床時や空腹の時、緊張している時等に唾液の分泌量が少なくなると細菌が異常に繁殖して口臭が発生することがあります。
- 病的原因
胃腸が悪くて消化不良を起こしている時や、虫歯や蓄膿症、歯槽膿漏等の病気が原因で口臭が発生することがあります。また、病気で抗生物質を服用している時や自律神経のバランスが崩れている時は舌苔が発生しやすくなり口臭の原因になることがあります。
- 外因的要因
アルコールやタバコ等、原因になる成分を摂取することで口臭が発生します。
- 内因的要因
口臭がないのに、自分に口臭があると思い込んでしまっている場合があります。自臭症という症状が原因なのですが、臭いに敏感な人こそ発生しやすく、過去のトラウマが原因で発症することが多い症状です。
口臭の改善方法
口臭のチェック方法と口臭の原因について知ったところで、口臭をどうやって改善すればいいのか、その方法についてご紹介します。自分の口臭の原因に合わせて取り組んでみてくださいね。
- 唾液の分泌量を増やして口の中を清潔にする
唾液の分泌量が少ないと、細菌が口の中の汚れ(食べカスや剥がれ落ちた細胞)を素に臭気ガスを発生。口臭の原因になりますが、唾液の泌量を増やすことで細菌を殺菌し、口臭を改善することができます。
ガムを噛んだり、唾液の分泌量を増やす舌回し運動に取り組んでみてください。
【舌回し運動】
- 口を閉じてスタート。歯の表面に沿って舌を20回まわします。
- 次は逆回りに20回まわしてください。
以上を1セットにして1日3セット程、行ってください。慣れない内は無理をせずに、少しずつまわす回数を増やしていってくださいね。
- 口臭の原因になっている病気を取り除く
口臭の原因が病的なものだった場合は、原因になっている病気を治療することで口臭を改善することができます。
- タバコ・アルコールを控える
喫煙者やお酒をよく飲む人は、口臭の原因になっているタバコ・アルコールを控えるようにしてください。
まとめ
口臭のチェック方法と発生してしまう原因、口臭の改善方法についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。口臭を改善するには原因に合わせた方法に取り組むことが大切です。ご紹介した方法で、気になる口臭を綺麗さっぱり解消しましょう!