日傘と言えば女性が持つイメージでしたが、夏の酷暑や熱中症対策から、男性の間でも日傘の流行の兆しがあります。一方、いざ日傘を使ってみると「周りの視線が気になる」男子もいると思います。今回はそんな日傘男子についてお話しします。
男性が日傘をさすのは恥ずかしい?
「日傘をさすことに抵抗があるか?」という男性に対する、とあるアンケート調査の結果では、「ある」と回答した男性は44%で「ない」と回答した男性は56%で、意外にも日傘に抵抗がない男性の方が多くいました。
しかし「ある」と答えた男性たちの意見と意思は固く「数年前に日傘を買ったは良いものの、やはり周囲の目が気になって使うのには抵抗がある。」や「人が少ない場所でならさせるけど、人が多い場所では恥ずかしい」という意見があります。
逆に日傘を利用している男性からは「数年前から日傘を利用しています。ちょっと恥ずかしさがありますが、もはや躊躇することはありません」や「日傘をさしたいと思って数年ですが、なんとなく人目を気にして敬遠してきました。ですが、今年の猛暑でそんなことも言っていられず、周囲の目を気にせず、日傘をさそうと思います。」という意見があります。
まだまだ男性の日傘はスタンダードにはなっていませんが、少しの勇気で少しでも快適な時間を手に入れることが出来るので、是非、ひとりでも多くの方にチャレンジしてみて欲しいです。
日傘をさす男性をどう思う?女性の意見は?
「日傘男子をどう思うか?」という女性に対する、とあるアンケート調査の結果では、8割以上の女性が「あり」と回答していて、意外にも肯定的な意見が多かったそうです。
ただ、これは街の一般的な男性に対しての意見であり、自分の身近な男性が日傘をさしていたら嫌だ、という意見も少なからずあるそうです。とはいえ、暑さが続くときには、見た目を気にしている場合では無い気もします。
また、最近では日焼けを気にする男性もいるそうで、日傘は男性にとってもとても便利で効率的なアイテムだと思います。「日傘」と聞くと女性のイメージで、レースやりぼんのついた可愛らしい日傘をイメージしがちなので、男性とはなかなか結び付きにくいと思いますが、男性用のデザインのお洒落な日傘も販売されているので、今後、ファッションの一部として定着すると良いですね。
日傘があると体感温度はどうなるの?
日傘にも様々な色や生地の種類がありますが、代表的な黒と白の日傘についてお話しします。まず黒の日傘は、熱を吸収して逆に暑くなると思われがちですが、そうではありません。黒は紫外線を吸収することで「紫外線対策」となるのですが、それ以外に「赤外線」も吸収します。実はこの赤外線こそが暑いと言われている原因なのです。ですので、他の色の日傘に比べると体感温度は少し高く感じるかもしれません。
白の日傘は、「反射」が特徴です。黒よりは赤外線の影響も少なく、照り返しも反射するので、黒よりは体感温度は低く感じられるでしょう。
これらの日傘には色の他に、生地や大きさなども関係しますが、総じて日傘をさすことで体感温度は5度~10度下がると言われています。日傘をさすことで日陰が作られるので、それだけでも体感温度は大きく変わってきます。さらに日傘にはUVカットの遮光性も加わるので、体感温度としてはこのくらい下がります。
まとめ
私の個人的な意見としては、日傘男子には大賛成です!暑さを我慢して汗だくになるより、寧ろ爽やかに感じられます。なにより自分自身の身を守る手段の一つとして、是非、男性にも「日傘」を考えて貰いたいと思います。