電子レンジもない、ガス台が使えない、加熱方法が無い・・・そんな時に炊飯器さえあれば、すべての調理は滞りなく進められるのをご存知ですか。炊飯器で調理する方法を覚えておけば、調理器具を揃えなくても便利に生活できます。それでは、今回は炊飯器で代用できる調理方法をお伝えします。
炊飯器でラーメンや味噌汁も煮物もできる
炊飯器といえばお米を炊く専用のもの。そんな風に決めつけている時代が私にもありましたが、実際のところ、炊飯器というのは炊飯だけでなく、料理ならほとんど何でもこなせる「万能器」だったのです。普段から食べたいラーメンや味噌汁、それに煮物までも炊飯器で作ることは朝飯前です。
使い方ですが、
- まず、お湯を必要な分だけ釜に入れて、炊飯器にセットします。
- 水の場合は、炊飯ボタンを押せば、お湯が沸きます。
- そこに必要な具材と調味料を投入するだけです。
この時フタをしてもいいですが、時々様子を見るようにします。あっという間に普通にラーメンや味噌汁を完成させることができます。煮物の場合にも、よく熱が伝わって十分味を染み込ませて美味しくできます。
炊飯器で食材を加熱するときにも
普段から食品の加熱には、電子レンジを使っている現代人ですが、もし電子レンジが無くなったらどうしますか。そんな時は炊飯器の出番です。
まず炊飯器にお湯を注ぎます。そこに食品パックに詰めた、加熱したい食品を投入するだけで、少し待っていれば加熱が完了します。
なにかの冷凍食品を解凍する場合にも、中に熱が通ってもよいというなら、解凍に使うことができるでしょう。
気をつけたいのは、お湯が入っていないで、ビニール袋を直に入れてしまうことです。焼け焦げて食材が台無しになりますし、火災の危険性もあるので気をつけてください。
炊飯器で料理するときに電気代を節約するには
炊飯器というのは、毎日ごはんを炊いていれば、それなりに電気代に反映するものです。わずか数百円程度の電気料金とは言っても、できるだけ節約して使いたいですね。
だから調理をするなら、もしお湯があったら最初からお湯で調理しはじめることがおすすめです。炊飯器でお湯を沸かすという動作にかかる電気量が減らせて、しかも調理時間の短縮になります。
もう一つはフタをするということです。炊飯器はフタをすることによって、熱を封じ込めて素早く加熱しますから、フタを開けたままよりも調理時間を短縮できます。一人暮らしを始めて料理を考える時、真っ先に何があったら節約できて便利かを考えると、それは炊飯器なのかもしれません。
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まとめ
- 炊飯器でラーメンや味噌汁も煮物もできる
- 炊飯器で食材を加熱することができる
- 炊飯器で料理するときには水ではなくお湯を入れる、フタをすることで電気代を節約することができる。
炊飯器はご飯を炊くものという概念を捨てれば、こんなに便利な調理道具が我が家にもあったのか!と気づくこと間違いなしです。万一ガスが使えない状態になったときも活躍するので災害時にも助けになるでしょう。覚えておいて損はないですね。