花粉症に地域差があるのはなぜ?

花粉症は場所によって違いがあります。それは、いったいどんな違いでしょうか。

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花粉症には地域差があるのか?

花粉症に地域差があるのは本当です。実際に引越しで花粉症が良くなったり、悪化したりする方がいるのはそのためです。

花粉症に地域差がある理由、それは植物の種類が違うからです。ですが、地域差と言っても、東京と名古屋くらいの距離で花粉症が良くなったり、悪化したりするわけではありません。

もっと植物の種類に差が出そうな程度の移動、例えば関西から北海道への移動です。関西を含む本州に多い花粉症は、スギやマツです。

それに比べて北海道や東北に多い花粉症はハンノキ、シラカバなどのカバノキ科の植物です。関西を含む本州の森林では、スギやマツは多いですがシラカバはほとんど見かけません。

北海道や東北では、逆にスギやマツはほとんどなくシラカバの森林がほとんどです。そして、花粉症に地域差があるもう1つの理由は、花粉の飛ぶ季節です。

九州や本州の南側では早ければ2月、遅くても3月には花粉症が飛び始めます。東北や北海道で花粉症が飛び始めるのが早くても4月頃になります。この季節は進学や就職で引っ越す方の多い季節です。

例えば、4月に北海道から福岡へ引っ越したとします。まだ花粉の飛び始めていない北海道から、花粉が飛び終わった福岡へ移動したことで、全く花粉を浴びることのないことになります。その年は花粉症の症状は出ないでしょう。

ですが、安心しないでください。花粉症の原因が同じ植物でしたら、次の年には花粉症の症状に悩まされてしまうことになります。

花粉症はなぜ起こるのか?

毎年決まった時期に起こるくしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳や目のかゆみと充血、既になっている方には憂鬱な症状は花粉症の可能性があります。

  • 花粉症が起こる原因

花粉症は風邪を治す力でもある「免疫機能」の誤作動によって起こります。免疫機能は、体に風邪やインフルエンザなどのウイルスが入り込むと、攻撃して悪さをしないようにする働きですね。

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わかりやすくするために少し物騒な例えですが、体を国、ウイルスを外国の戦闘機やミサイルだとします。免疫機能は軍隊や自衛隊のような役割を持っていることになります。

さて、この軍隊や自衛隊の役割のある「免疫機能」、本当のウイルスの場合はしっかり働いてくれなければなりませんが、少々働きすぎなところもあります。

それは、植物の花粉を体に害のあるウイルスと間違えて攻撃してしまうことです。さきほどの例では、飛んできた渡り鳥を外国の戦闘機と間違えて攻撃してしまうようなもの、戦っている周囲では騒音が鳴り、爆発物や破片などの残骸が出て大騒ぎになってしまいます。

そうなんです。この大騒ぎになることが、「免疫機能」が誤作動したアレルギーの状態でもあるのです。

  • 花粉症の原因となる植物

厄介な花粉症ですが、花粉症になりやすい植物にはどんなものがあるでしょうか。

花粉症になりやすい植物は、スギを含むヒノキ科、ハンノキやシラカバを含むカバノキ科、マツ科などの樹木。牧草などのイネ科、ブタクサやヨモギなどの草、バラ科やキク科の植物が花粉症になりやすいとも言われています。

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まとめ

花粉症の季節が近づいてきたということで、花粉症のお話をさせていただきました。鼻水、くしゃみ、咳や目のかゆみで悩まされる花粉症。その原因はアレルギーの1種で、「免疫機能」が誤作動したことによるものでした。

花粉症の原因になる植物は、ヒノキ科、カバノキ科、マツ科などの樹木。イネ科の植物やヨモギなどの草、バラ科やキク科の植物が花粉症になりやすいといわれています。

原因になる植物が多く、ご自身では何のアレルギーかはわからないことがほとんどです。アレルギーを専門にする病院では、ご自身が何の花粉症なのかを知っておくこともできますよ。

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