夜行バスに高校生だけで利用する際の注意点

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料金が安い夜行バス。他の交通機関に比べて利用しやすいですよね。特に若い人たちに人気があります。今回は夜行バスを高校生だけで利用するときの注意点について書いています。

高校生だけで夜行バスを利用できるのか?

卒業旅行のシーズン、ここ数年の高校生は卒業旅行に遠出することも珍しくはないようですね。私が高校生の頃には、大きなカラオケ店や友人宅に集まってパーティをする程度でした。

最近の高校生の卒業旅行では、近場の温泉地や観光地だけではなく、例えば東京から大阪、福岡など地域を越えた旅行も多いそうですね。

そこで利用されることがあるのが、夜行バス。なんといってもLCCの飛行機やJRに比べて、チケット代が安く済むメリットがあります。また、夜中に移動するため体力のある高校生は朝から遊びに出ることができますね。

中高年世代には辛くても、若くて元気のある高校生には利用しやすい夜行バスのお話を詳しくさせていただきますね。

条例によると

青少年保護育成条例によると、「理由のない青少年単独の外出禁止、映画館、ボウリング場、ゲームセンター、カラオケ、インターネットカフェ、まんが喫茶等への、青少年の深夜(概ね午後11時から午前4時まで)の出入り禁止」とあります。

つまり、高校生だけで旅行に行くことは条例に何ら違反はしていないことになります。青少年の移動を制限してしまうのは、過保護だとも思いますし、受験や就職の面接、また保護者が同伴できない未成年の方は自由に移動をするこもできないのでは生活に支障が出てしまいますよね。

ですが、映画館とボウリング場に深夜入り浸る未成年の方はどのくらいいるでしょう?ここは、時代に合わせる必要がありそうですね。

お話がそれてしまいましたが、夜行バスでの旅行のお話へ戻ります。

夜行バスに潜む3つの危険

  • 犯罪被害

夜行バスで起こりそうな危険の中には、犯罪があります。夜行バスは睡眠をとりながら移動するもの。そのため、無防備な状態で全く知らない他人と過ごさなければなりません。

犯罪の中でも男女を問わず多いのは、盗難被害でしょう。貴重品は身につけておかなければなりませんね。

次に、女性の方は性犯罪に気をつけなければなりませんね。朝やお昼でも痴漢などの性犯罪は起こります。夜の無防備な状態では、気づくことが遅れてしまいそうですよね。

日本では「荷物を置いていても盗まれない」「公園で昼寝をしていても強盗に合わない」「夜中に1人で歩いていても襲われない」のが常識と言われていますが、海外では逆に考えるようですよ。

  • 思わぬトラブル

そして、旅行のときにこそ思わぬトラブルは多いものですね。最近では外国人観光客も増えてきており、運賃の安い夜行バスは彼らにとって手軽な移動手段の1つです。

また、夜行バスの発車する時間帯と駅のターミナルのある地域によっては、飲酒をしてから乗り込むお客さんもいます。海外の方は言葉と風習が通じないだけですが、酔っ払いには普段の常識も通じません。

もちろん、腕力でしたら若々しい高校生の方が有利でしょう。ですが、悪知恵では酔っ払いの方が上です。出来るだけ関わることなく、少しでもトラブルの予感を感じたら運行スタッフへ連絡するようにするといいでしょう。

  • 勘違いによる補導

また、夜行バスの発車する時間帯によっては、駅のターミナル周辺の歓楽街を歩いていると、家出中と思われて補導されてしまうこともあります。

警察官は安全が確実にわかるまでは、バスの発車時刻が迫っていたとしても解放してくれはしないでしょう。保護者へすぐに連絡できることが1番ですが、万が一連絡が取れない恐れがあるときに保護者直筆の証明書があると警察官の勘違いを避けることができますよ。

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まとめ

運賃が安い夜行バスは、体力の有り余る高校生同士の旅行にはぴったりですね。深夜に利用してはいけない場所を除いて、条例でも高校生の旅行に制限はありません。

ですが、夜行バスを利用しての旅行には注意点もあります。乗車中は貴重品は身につけて、無防備な姿を晒さないようにしましょう。

また、乗り降りの後は、宿泊先など目的地にまっすぐ向かうことで、警察官の勘違いを防ぐ必要があります。卒業旅行のシーズン、どうか気をつけて行ってきて下さいね。

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