朝起きたときに顔がパンパンにむくんでいて、困った経験がありませんか。顔のむくみは日中に自然と解消しますが、朝にメイクをしている場合はメイクがうまくできず困りますよね。どうすれば、朝の顔のむくみを解消することができるのでしょうか。
顔のむくみの原因
そもそも、なぜ顔がむくんでしまうのでしょうか。
心臓から押し出された血液は、動脈を通って酸素や影響を細胞に供給し、静脈を通って老廃物を回収しながら心臓に戻ります。
しかし、下半身は重力の影響を受けて血液の流れが悪くなりやすく、老廃物や水分が体内に停滞します。夕方ころになると脚がパンパンにむくむことがありますが、このようにして下半身がむくみます。
日中は重力の影響で下半身がむくみやすいのですが、眠るときに横になると重力の影響から解放されるので、下半身にたまっていた余分な水分が上半身に移動します。それで顔に余分な水分が移動して、朝になると顔がむくんでしまうのです。
ホットタオルで解消
むくみは血液の流れが滞ることが原因なので、血流をよくすることで解消します。ホットタオルで顔を温めると血流がよくなります。
忙しい朝でもホットタオルを簡単に作ることができます。ハンドタオルを湿らせてラップで包み、500Wの電子レンジで1分間加熱します。たったこれだけでホットタオルの完成です。取り出すとき熱いので気をつけてください。
このホットタオルを冷めるまで顔に乗せます。熱いタオルを顔に乗せるとやけどの心配があるので、少し冷めてから顔に乗せてください。
ホットタオルだけでもむくみ解消が期待できますが、さらに高い効果を期待するなら冷たいタオルとホットタオルを交互に顔に乗せるとよいでしょう。温かい・冷たいを繰り返すことで血管が拡張・収縮を繰り返し、血流がよくなります。
マッサージで解消
マッサージをすることでも血流がよくなり、むくみがスッキリとします。顔のマッサージをする前に、首をほぐしましょう。顔に流れる血液は首を通っているので、まずは首をほぐす必要があるのです。左右それぞれ5回ずつ大きく首をまわしてほぐします。
首がよくほぐれたら顔のマッサージです。親指以外の4本の指をあごの下に当てて、耳のつけ根に向かって5回ほどなでます。耳の下にはリンパ節があるので、ここを押してほぐします。次に耳の下から首を通り鎖骨に向かってマッサージをします。老廃物を流すイメージで行いましょう。わずかな時間でもマッサージをするだけで顔がスッキリとします。
まとめ
- 下半身にたまっていた余分な水分が上半身に移動し、さらに顔に余分な水分が移動してしまい、それが朝になると顔がむくむ原因。
- 顔のむくみを解消するにはホットタオルを顔に乗せる。
- 首と顔をマッサージすることで、むくみが解消する。
朝起きたら顔がむくんでるって時、とても残念な気持ちになりますよね。私の場合は、疲れて忙しいときや、旅行など普段と環境が違う時、来客中のストレスでむくむことがあります。なので日頃から、朝、顔を洗ったあとにリンパマッサージをすることを心がけています。