グランピングは、ここ数年でブームが広まった「キャンプ用品の準備なしでも手軽に楽しめる豪華なキャンプ」として知られています。北海道では、2016年頃から徐々にグランピングというレジャーが知られるようになり、昨年に地方局で特集が組まれたことから大きなブームが訪れています。今回は、道外から北海道に訪れ、アウトドアを楽しまれる予定の方に北海道のグランピングにおすすめのグランピング場を紹介します。
北海道の夏におすすめのグランピング場
ニセココテージ ボンゴ広場
ニセコと聞くと、本州の方でもスキー場など冬のリゾートとして知っている方も多いのではないでしょうか?実はニセコ町は、夏のアウトドアも盛んでキャンプ場やアクティビティの宝庫です。ニセココテージ ボンゴ広場は、緑の草原に囲まれた羊蹄山の麓にあるグランピング場。ニセコの市街地までわずか10分程度の立地の良さで、さらに夏季料金は1泊12000円からです。
新篠津(しんしのつ)温泉 たっぷの湯
新篠津村は、札幌市から街を1つ挟んだ比較的アクセスのしやすい場所にあります。農業が盛んな新篠津村では道内外からの観光客を集めるために、夏のアウトドアが盛んです。新篠津温泉 たっぷの湯は、名前の通りキャンプ場と温泉施設、グランピング場と道の駅が組み合わされた総合施設になります。
冬にはワカサギ釣りが盛んな湖を取り囲むようにあるキャンプ場、その1角にグランピング場はあります。夏季の料金は1泊18000円からで、温泉施設の入浴料を含みます。
中札内農村休暇村フェーリエンドルフ
広大な大地が広がる十勝、十勝平野といわれる北海道の中央部は農業、酪農、食品加工が盛んな地域です。手付かずの自然が多く残り、アウトドアが盛んな地域でもあります。札幌市からはかなりの距離がありますが、北海道河西郡中札内村にある「中札内農村休暇村フェーリエンドルフ(十勝グランピングリゾートポラリスクラブ)」はコテージとテントどちらかのグランピングが選べる設備の充実した施設です。
コテージの料金は夏季のハイシーズンで1泊26000円から、テントは22000円からです。ただし、この料金には食材や施設の利用料金、アクティビティは含みませんので、必要なコースを調べておく必要がありますね。
札幌から近い順のグランピングへのアクセス
新篠津温泉 たっぷの湯
札幌市から1つの市町村を超えた先にある新篠津村。札幌駅のある中心部からは片道25km、一般道で1時間の道のりです。
ニセココテージ ボンゴ広場
札幌市から60km離れたレジャーの街ニセコ町。ニセコ町へは、高速道路は通っておらず一般道で3時間の距離です。距離に比べ時間がかかるように思えますが、札幌市中心部からは登りの続く交通量の多い国道と峠があります。慣れない方は運転が大変かもしれません。
中札内農村休暇村フェーリエンドルフ
北海道の十勝は、テレビでも紹介される農業と酪農で有名な地域で、複数の市町村が集まった1つの地域です。北海道の1つの地域は本州の県以上の大きさです。
「この辺りに行きたい」という場合、時間に限りがある旅では場所を絞るといいでしょう。十勝地方の中札内村へは札幌市中心部から150km、高速道路で3時間の時間と少々疲れる運転になると思います。
まとめ
全国的にブームになっているグランピング。「キャンプ用品の準備なしでも手軽に楽しめる豪華なキャンプ」グランピングは、自然豊かな北海道でもブームになっています。今回は、道外から旅行に訪れる方が楽しめる3つのグランピング場を紹介させていただきました。北海道ならではの大自然を、荷物の心配なく楽しんでみてはいかがでしょうか?