腰痛の新常識!安静にしたら治らない!?

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皆さんは、腰痛になってしまったときはどのように過ごしますか?実は最近の研究で、腰痛時に安静にすることは逆効果だとわかってきました。身近なようで謎も多い腰痛。今回は、その新常識を紹介いたします。

腰痛時に安静にすることによって起きる弊害とは

腰痛時には安静にする、というのは少し前までは常識でした。しかし今、世界的な診療の基準では腰痛時には安静にするのではなく、痛みがひどくならない程度に動くように指示をしています。実際に、3日以上安静にしていた人は回復が遅くなるとのデータもありますが、なぜ安静にすることがよくないのでしょうか。

実はほとんどの腰痛の原因は不明とされており、私達がイメージするような腰回りの骨の異常によって引き起こされているわけではないのです。そしてその痛みを引き起こす最大の要因となっているのは、脳ではないかと言われています。ですから、腰痛の間にはできるだけ腰痛を意識しないで過ごすことが大事なのです。

逆に、腰痛を恐れるあまりに安静にして過ごしてしまうと、腰痛への不安が高まり、余計に痛みを感じるようになってしまいます。また、腰回りの筋肉が固くなることにより、再び腰痛を引き起こしやすくなるのです。

安静だけではない。間違った腰痛の治療法とは

ズキズキとした腰痛の時には腰を冷やすのがいいとされていましたが、これも最近になって否定されています。特に、急性の腰痛に関しては温めた方が回復の早い傾向があることがわかっています。

また、コルセットも重症時を除いては使わないほうが良いと言われています。コルセットをすることにより、腰は少しの動きにも敏感になり、より痛みを感じやすくなります。これが腰痛を意識することになり、回復の遅れにつながるのです。

また、マッサージも残念ながらよい検証結果はないようです。特に、自己流のマッサージについては腰痛を悪化させることにもなりかねませんから、絶対に避けるべきでしょう。

正しい腰痛の対処法とは

前述の通り、腰痛時には痛みのない範囲で体を動かすべきと言われています。では、どのような運動が効果的なのでしょうか。

腰痛時には腰回りの筋肉をなるべく柔らかくするようなストレッチが理想的です。

とは言っても、難しいストレッチをする必要はなく、自然に腰がのびるようなポーズを数秒間取るだけで、充分に効果はあります。

ポーズの例としては、

  • 腰に手をあて、上体を軽くそらす
  • 四つん這いになり、顔をあげる

などのポーズがおすすめですが、いずれも痛みのひどくない範囲で行うようにしてください。

また、普段腰痛に悩まされていない人でもこれらのポーズを定期的にとることで、腰痛を予防していくことができます。とても簡単なストレッチですので、今日からでも日常に取り入れて、腰痛と無縁の生活を送っていきたいですね。

腰痛対策「これだけ体操」

腰痛改善に効果的な「これだけ体操」」です。

(Q)1日にどれくらいすればよい?
(A)まずは起床時か仕事前に1~2回

(Q)やらないほうがいい人は?
(A)お尻からもも、ひざに痛みがひびく場合は整形外科に相談を

まとめ

腰痛になったら安静にして動かないようにするのがいい、と思っていたのは一昔前のことです。よかれと思っていたマッサージでさえ、実は悪化させる原因にもなっていました。知らないというの、本当に怖いことです。正しく対処して改善させましょう。

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