【小児無呼吸症候群】赤ちゃんのイビキ・無呼吸に注意

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私は3児の母です。3人目の子が「小児無呼吸症候群」と診断されました。診断結果が出るまでの経緯をお話します。

我が子の異変

私は3人目の子を授かり何事もなく妊婦生活を送りました。そして、陣痛が始まり6時間後、無事元気な男の子を出産しました。
 
入院中から母乳をよく吐いてしまうことがあったのですが、助産師さんに相談すると「新生児は良くあることだから大丈夫ですよ!」と言われ安心しました。
 
考えてみれば上の子たちも母乳を飲み過ぎると良く吐いていたことを思い出し、それほど深く考えていませんでした。
 
しかし、退院してしばらくすると母乳を吐く量も回数もますます多くなっていたのです。寝ている時でも噴水のように吐き上げ、ゲップをさせようと背中をトントンするとゲップと一緒に母乳を吐いてしまいます。
 
ネットなどで調べると赤ちゃんは胃はすごく小さく、吐いてしまうことが多いとありました。いずれ大きくなるにつれ治るだろうと、健診でも異常がなかったため私は病院へ連れていきませんでした。
 
それと同時に息子は生後5か月ころからよく口で呼吸して、いつも鼻が詰まっているような感じで息をするたびにブーブーと音がするようになりました。
 
鼻水が出ているわけでも、他に症状が出ているわけでもなかったのですがなかなか治らないので近くの耳鼻科へ連れて行き「母乳をよく吐くこと」「鼻が詰まっているような音がすること」を伝えました。
 
先生は息子の診察を終え、「風邪ですね」といいました。本当に風邪なのだろうか少し疑問でしたが、吸入をし風邪薬のシロップをもらって自宅へ帰りました。
 
先生を信じ、3日分の薬をちゃんと飲ませたのですが症状は改善されず。そのあとも数回耳鼻科に行きましたが「なかなか風邪治らないね」と同じ診断でした。
 
しかも、日に日に症状はひどくなっているような気がしていました。

イビキ・無呼吸

母乳を飲ませたあとは必ず吐き、離乳食を食べさてもすぐに吐き、何もしていないときでも鼻の音は鳴り続けていました。
 
一歳を迎えようとしていた頃、寝ている最中にイビキをかくようになりました。鼻が詰まっているからだろうと思って寝る向きを横にしたりしていました。
 
夜、いつも夜泣きがひどく何回も起こされるので子供たちを寝かせるついでに一緒に寝てしまっていた私ですが、その日はなかなか寝付けず、すでに寝ていた子供たちの横で携帯をいじっていました。
 
「今日もすごいイビキだなー」と思っていたのですが息子が寝て30分ほどするとイビキがいきなり止まり、顔に手を近づけると息をしていませんでした。
 
何もできず驚いている数秒後にまた息子はイビキをかき始め、また数十分すると息が止まる!を繰り返していました。
 
結局、私は恐ろしくて朝まで眠れませんでした。

診断結果は「小児無呼吸症候群」


息が止まるなんて明らかにおかしいと思い、次の日大きな総合病院の小児科へ行きました。
 
一通り診察を受けたあと、同じ病院内の耳鼻科の先生に詳しく調べてもらったほうがいいと回されました。耳鼻科の先生にこれまでのことを話、CTやレントゲン、鼻からカメラを入れ検査しました。
 
診断結果は『小児無呼吸症候群』でした。
 
原因は、鼻閉、アデノイド(咽頭扁桃:いんとうへんとう)の肥大、口蓋扁桃(こうがいへんとう)の肥大でした。
 
同じ年の子の大きさより、かなり大きいことで寝ている間に気道を塞ぎ無呼吸の症状になっているということでした。
 
すぐに一泊の検査入院をし、まだ小さいため眠るお薬を使ってポリソムノグラフという全身に機械を付け無呼吸の症状を確認する検査を行いました。
 
結果は、一晩で無呼吸の回数が39回でした。
 
「通常は年中さんくらいから手術ができるが、今はまだ一歳で小さすぎるので様子を見ながら手術を考えていきましょう」とのことでした。

まとめ

無呼吸症候群と聞くと大人の男性がなるイメージではないでしょうか。幼児でもなるんです。自分の子供がなるまで私は知りませんでした。小さい子でもこんな病気になるんだと驚きました。
 
今さらながらもっと早く専門医にいっていればと後悔ばかりです。息子はというと、もうすぐ一歳半になるところで、まだ手術はできていません。今でも無呼吸は続いています。
 
しかし、一年かかりましたが病名がハッキリ分かって良かったと思っています。
 
我が子に異変があればすぐに病院へ行くことが大事ですね。セカンドオピニオンを受けることも大事だと思いました。

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