どこのご家庭にもあるキャベツ。栄養成分が豊富に含まれている上にどんな料理にでも合う万能野菜です。栄養素に関しては、あまり知られていないキャベツですが、その健康効果についてお伝えします。
身近な野菜「キャベツ」
キャベツは私たちの食卓には身近な野菜の1つです。千切りにして肉料理の付け合わせにしたり、味噌汁、炒め物の具材と和食・洋食・中華やエスニック料理にと全てに使える万能野菜の1つです。
実際に我が家ではキャベツは冷蔵庫に常備されており、どの食材が切れてもキャベツが品切れになることはありません。そんな身近過ぎて普段は何気なく食べているキャベツには驚きの健康効果があります。今回はキャベツの持つ栄養成分から、その健康効果についてお話をさせていただきます。
キャベツに含まれる栄養成分
キャベツはアブラナ科の植物で、古くはヨーロッパを原産地として日本では明治時代から栽培されるようになりました。キャベツに含まれる栄養成分で代表的なものに次の栄養成分があります。
- キャベジン(ビタミンU)
- βカロチン
- カリウム
- カルシウム
- ビタミンC、ビタミンK
- 葉酸
テレビの健康番組で知られるようになりましたが栄養成分の名前はどれも似ていて難しいですね。これらの6つの中には聞いたことがある名前が含まれているのではないでしょうか。
キャベツの健康効果
先ほどあげた栄養成分により、キャベツには多くの健康効果が期待されています。
- 胃腸を健康に保つ効果
キャベツに含まれる「キャベジン」。どこかで聞いたことがありませんか。胃もたれでお世話になる胃腸薬のキャベジンと同じ成分がキャベツにも含まれており、胃腸を健康に保つ効果があります。
- 女性の生理前と生理中の栄養不足対策に効果が期待
女性の生理前のイライラや気分の優れない症状には「カルシウム」の不足が原因の1つと考えられています。また、生理によって減ってしまった血液を生み出す材料の1つに「葉酸」があります。キャベツにはこの2つの栄養成分が含まれています。
- 血圧を安定させる効果
さらに「カリウム」は血圧を下げる効果があり、高血圧の方の血圧の薬としても使われています。
- お肌と目の健康を保つ効果
最後に「βカロチン」は目の疲れに効果があり、「ビタミンC」と「ビタミンK」はお肌の健康を保つ上で欠かせないミネラル成分になります。
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まとめ
- 普段は何気なく食べているキャベツには驚きの健康効果がある。
- キャベツに含まれる栄養成分は①キャベジン(ビタミンU)、②βカロチン、③カリウム、④カルシウム、⑤ビタミンC、ビタミンK、⑥葉酸
- キャベツには「胃腸を健康に保つ」、「生理前と生理中の栄養不足対策」、「血圧を安定させる」、「お肌と目の健康を保つ」などの健康効果がある。
身近で何気なく食べているキャベツですが、健康的な栄養成分がたくさん含まれています。特に生理による体調の変化のある方やお肌の優れない女性の味方と言って良いでしょう。我が家では回鍋肉やトマトと鶏肉の炒め物、ポトフに入れたりと大活躍です。料理の万能野菜であるキャベツをたっぷり食べて健康な毎日を過ごしましょう。