札幌市にある有名な神社や混まない穴場神社をご紹介します。
定番の「北海道神宮」
札幌近郊で初詣と言えば北海道神宮が有名です。北海道神宮は明治2年から北海道にある神社で、神様には北海道の国土の神様でもある大国魂神(おおくにたまのかみ)も含め4柱の神様をお祀りしています。(神様を数えるときには柱と数えます)
夏のお祭りでは、露店で賑わいを見せますが、大晦日から初詣にかけても規模は小さいですが露店が並び暖かい食べ物をとることができますよ。北海道神宮は最寄りの地下鉄東西線円山公園駅から徒歩15分程度です。
冬の上り坂になるため足腰に自信のない方とご一緒の場合には、タクシーやレンタカーで訪れるのが安全です。
琴似エリアに宿泊するなら琴似神社(ことにじんじゃ)
琴似神社は札幌市西区に昔からある伝統的な神社の1つです。琴似は札幌の副都心とも呼ばれています。大都市ほど都心ではありませんが、その街の中に昔からあるのが琴似神社。明治8年から琴似を見守る琴似神社には、天照大御神を含めて5柱の神様がお祀りされています。
街中にある琴似神社は非常に賑やかな神社でもあります。春秋のお祭りでは、地下鉄琴似駅から参道まで露店が並び、お神輿が練り歩きます。
初詣では露店は2~3件ほどですが、ダルマ売りの方がお店を出すことで密かに知られている神社でもあります。
混まない初詣は「西野神社」
こちらは穴場のスポットでもある西野神社。西野神社は札幌市西区の山間にある、混雑し過ぎない神社です。
明治18年に創建された西野神社は、安産、縁結び、厄除け、勝運上昇のご利益があるとされています。こちらの神社ではお守りの種類も豊富です。中には小さな刀の入った開運の開運太刀守、鈴のついたふくろう守(鈴小)など男女それぞれに人気のある個性的なお守りもあります。
西野神社へは地下鉄東西線の終着駅宮の沢駅からバスに乗り10分、さらに徒歩で10分かかります。雪の多い地域ですので、当日の雪の量によってはバスが遅れることがある地域でもあります。
飲み過ぎで行って大丈夫?街中にある「東本願寺札幌別院」
初詣先としては穴場のスポットとも言える東本願寺札幌別院。東本願寺は浄土真宗の大きなお寺で立地がなんと、札幌の繁華街すすきのにあります。
東本願寺はお寺のため、大晦日には除夜の鐘を聞いてお参りすることもできます。北海道では、新年にお寺にお参りする習慣は少なく神社が混み合いますが、ご本尊の阿弥陀如来様に新年の抱負をお伝えするのも良いと思いますよ。
すすきの周辺で飲食店も多いですが、お酒はお参りの後にしましょうね。
札幌の初詣のまとめ
札幌の初詣のお話はいかがでしたか?宿泊先にもよりますが、西区の琴似にホテルを取るのであれば琴似神社か西野神社がおすすめですよ。
札幌駅や大通りに宿泊する方は地下鉄の全ての路線に乗ることができ、紹介した全ての寺社仏閣にお参りすることができます。定番の北海道神宮も賑わいますが、中でも除夜の鐘の聞ける東本願寺もおすすめの初詣スポットではあります。
さて、札幌市内とは言え北海道は北海道です。除夜の鐘を聞きたい場合には、夜中のお参りになりますからー10℃を想定した服装が必要です。お昼のお参りでも、人混みで混み合い寒い中並ばなければなりません。夜中と同じような服装が必要ですよ。
ちなみに話題は変わりますが、以前京都で年を越したことがありました。天気予報でマイナスの気温になっていなかったため、北海道用の重装備ではなくカットソーにコートという軽装で初詣に行くと、北海道住まいの私たちでも「辛い寒さ」でした。
同じ服装で帰ってきた札幌の寒さは、「命に関わる」寒さだったことを覚えています。やはり、冬の北海道は寒いですよ。